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リンパ球形質細胞性鼻炎

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国内ではミニチュアダックスに好発しますが、他の犬種にも発生することがあります。

慢性非感染性鼻炎でありますが、二次感染していることが多いです。

明らかな原因は不明ですが、免疫介在性といわれています。

【症状】鼻汁、くしゃみ、逆くしゃみがみられます。著しい鼻出血は伴いませんが、血混じりの鼻汁がみられることがあります。

鼻汁は両側性で、初期は透明(漿液性)でありますが、膿性鼻汁へ変化することもあります。数ヶ月にわたる鼻症候みられます。

通気状況は鼻の閉塞状況によって様々です。抗菌薬に一度反応しても再発する病気です。通常は元気食欲低下などはみられず、一般状態は良好であることが多いです。

【治療】ステロイドが主軸となりますが、状態によってその他の補助療法が用いられます。