診療案内
診療対象動物
- ハムスター
- ウサギ
- 小鳥
- 猫
- 犬
- フェレット
一般診療
循環器内科
循環器系(心臓や血管など)の疾患は、初期では外からの判断が難しく、症状が出た段階ですでに進行しているケースがほとんどです。
「普段と様子が違う」など、わずかな異変は放置せず、できるだけ早くの検査が大切です。大切な家族の一員であるペットたちの健康をサポートしておりますので、症状がない場合の検診もお気軽にご相談ください。
皮膚・眼科
アレルギー性皮膚炎は、近年相談が増えている疾患です。当院では、皮膚の状態に合わせたスキンケア、食事やサプリメントによる栄養指導、ステロイドによる治療をするかどうかなど、あらゆる選択肢からオーダーメイドの皮膚治療のご提案が可能です。
眼科では眼圧測定や眼底検査など、精密な検査から明らかになった診断結果をもとに、症状を進行させない治療の提供を大切にしております。少しでも違和感を察知したら、スリットランプ検査、角膜染色検査、結膜角膜細胞診、涙液量検査、眼圧検査、眼底検査、エコー検査を行います。
泌尿器科・腎臓
泌尿器科では尿路結石症や膀胱炎、慢性腎不全など、泌尿器や腎臓に関連する疾患の診断・治療を行っております。現在では超音波検査に限らず、尿検査からでも腎臓の状態を明らかにでき、よりスピーディーな診断が可能になりました。
当院でもワンちゃんやネコちゃんの現状から必要な検査をご案内し、適切な治療計画をすぐにお伝えすることを心がけております。検査結果をもとに、食事に気をつけるべきか?お薬が必要なのかどうか?などのご案内も可能です。ご自宅で採取した尿をお持ちいただければ、院内で短時間のうちに検査が可能ですので、お気軽にご相談ください。
内科
内科では各種検査やワクチンの予防接種、健康診断や内科的治療などを行っております。何か気になる症状がある場合はもちろん、予防を目的にした定期的な検診としてもぜひご利用ください。
診療ではまず飼い主様にお話をしっかりとお伺いし、検査を通じて不調の原因を明らかにした後、症例に合わせた適切な治療を提供してまいります。
こんなお悩みはご相談ください
- 食欲が急になくなった
- 吐くことが増えた
- 毛が抜けやすい
外科
外科では骨折・椎間板ヘルニア・腫瘍切除など、骨や関節、筋肉に生じる疾患の診断・治療に対応しております。手術を必要とする症例も多いため、まずはペットたちの現状を明らかにし、飼い主様のご希望を尊重した上で治療を行ってまいります。
こんなお悩みはご相談ください
- 歩き方が不自然
- 痛そうな仕草を見せる
- 後ろ足を投げ出して座ろうとする
呼吸器科
咳やくしゃみ、鼻水や痰が出る、呼吸が苦しそう、呼吸音がおかしいなど、呼吸器の疾患にはさまざまな症状が挙げられます。
まずは症状を引き起こしている根本の原因を突き止め、適切な治療で症状の改善を一緒にめざしていきます。
こんなお悩みはご相談ください
- 苦しそうに呼吸している
- 呼吸のたびに「ズーズー」「ガーガー」という音が鳴る
- 急に咳をするようになった
消化器科
消化器科では、食道・胃・腸に関連する疾患の診断・治療に対応しております。「急に吐く」「下痢がみられる」などの症状は、消化器の異常が疑われます。また、肝臓・腎臓・膵臓・ホルモンなども、消化器の疾患を引き起こす原因と関連する場合もあるのです。
検査を通じて原因を明らかにし、内科的治療や外科的処置の選択を適切に行ってまいります。
こんなお悩みはご相談ください
- 嘔吐した
- 下痢の症状がある
- 食欲がなくご飯やおやつを食べようとしない
内分泌科
内分泌科で対応する疾患の原因には、ホルモンバランスの異常が多く関係しています。特に近年ではペットたちの間でも、高脂肪や運動不足が原因による、肥満や高脂血症、糖尿病などが増えているのです。
年齢を重ねても健康でいられるように、今後どのようなリスクがあるのかを考慮した上で、ペットたちの健康状態に合わせた治療法をご案内いたします。
こんなお悩みはご相談ください
- 水をよく飲み、尿が多い
- お腹まわりが張っている
- 全身の毛が薄くなってきた
- 食欲があってご飯を食べているのに痩せてきている
血液科
血液内科では血液や骨髄、リンパ腺に生じるさまざまな疾患の治療に対応しております。体内で起こる問題ですので、症状が現れる頃にはすでに重症化しているケースも多くみられます。元気の消失や食欲の低下、血尿やふらつきなどが突然みられる場合は注意が必要です。ペットたちの現状や飼い主様のお気持ちに寄り添い、できるだけ早く元気を取り戻せるようにサポートしてまいります。
こんなお悩みはご相談ください
- 最近食欲がない
- 嘔吐や下痢を繰り返している
- 元気がない
- 血尿が出ている
神経科
麻痺や痙攣など、神経に関する症状は原因を見極めることが重要です。検査を通じて脳や神経のダメージを確認し、内科的治療や外科的処置のいずれを選択すべきかについて、現状を踏まえて検討していきます。
こんなお悩みはご相談ください
- 立っているときにふらつく
- 身体の麻痺や痙攣がみられる
- まっすぐに歩けずぶつかるようになった
腫瘍科
腫瘍の疑いがある場合、良性か悪性かの判断はもちろん、進行度を明らかにすることも重要です。まずはレントゲン撮影や超音波検査、採取した腫瘍細胞の検査などを行います。検査結果をもとに、腫瘍摘出手術や抗がん剤を用いた治療など、症例に合わせた治療をご提案いたします。
こんなお悩みはご相談ください
- 身体にできものやしこりがある
- リンパ節が腫れている
- 急に痩せてきた
産科(避妊・去勢)
産科では妊娠診断や帝王切開、避妊・矯正手術などに対応しております。妊娠を望んでいない場合は避妊・去勢手術をしていただくと、予期せぬ妊娠や疾患の予防にもつながります。また、性ホルモンによる発情期のストレスがなくなり、性格の安定や問題行動も減るのです。手術に適した時期は、一般的に「生後6か月前後」です。飼い主様ご自身での判断が難しい場合は、お気軽に当院までご相談ください。
こんなお悩みはご相談ください
- 避妊・去勢が必要かどうか判断できない
- いつ手術をすればいいかわからない
- 手術による影響が気になる
♀避妊手術(メス)
避妊手術では、卵巣子宮全摘出をします。発情期の問題行動がなくなり、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症などの予防も期待できます。
料金
メス猫 | ¥24,200 |
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メス犬(~15kg、4~6カ月齢の非肥満犬) | ¥27,500 |
メス犬(~15Kg、7カ月齢以上の非肥満犬) | ¥33,000 |
♂去勢手術(オス)
去勢手術では精巣を摘出します。性格が穏やかになりやすく、精巣腫瘍や前立腺肥大などの予防も期待できます。
料金
オス猫 | ¥16,500 |
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オス犬(~15kg) | ¥24,200 |
歯科
歯科では歯周病や口内炎の治療、抜歯などを行っております。歯周病の場合は、歯周病菌が全身のさまざまな疾患の発症リスクを高める原因にもなり、特に注意が必要です。
歯のクリーニングを通じて歯石を除去し、口臭や細菌による影響を受けにくい清潔なお口の環境を作りましょう。
こんなお悩みはご相談ください
- 口臭がひどい
- 歯の汚れが気になる
- 口の中にできものがある
予防医療
フィラリア症・ノミダニの予防
フィラリア症の予防
フィラリア症とは、蚊を媒介した寄生虫による感染症です。特にワンちゃんの発症が多く、「犬の感染症」というイメージが一般的かもしれません。フィラリアの原因となる犬糸状虫という寄生虫が体内に侵入すると、心臓や肺の動脈などに寄生し、臓器(心臓・肺・肝臓・腎臓)の機能に悪影響を及ぼします。
感染直後は無症状の場合が多く、症状が現れる頃には重症化しているケースがほとんどです。治療や手術という選択肢もありますが、リスクを考慮すると「感染の予防」が重要です。
接種期間
当院で接種可能な期間 | 5/1~12/1まで8ヶ月間 |
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投薬時期 | 毎月1回・1日 |
料金
おすすめチュアブルタイプ「ネクスガードスペクトラ」 | |
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1.8kg~3.6kg未満 | ¥2,710 |
3.6kg~7.5kg未満 | ¥3,150 |
7.5kg~15kg未満 | ¥3,370 |
15.0kg~30.0kg未満 | ¥3,910 |
効能 | フィラリア症予防、ノミ・マダニ・犬回虫・犬小回虫・犬鞭虫・犬鉤虫の駆除 |
チュアブルタイプ「カルドメック」 | |
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5.6kg以下 | ¥950 |
5.7kg~11.3kg | ¥1,270 |
11.4kg~22.6kg | ¥1,430 |
22.7kg~45.3kg | ¥2,130 |
効能 | フィラリア症予防、犬回虫・犬鉤虫の駆除 |
錠剤タイプ「ミルベガード」 | |
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2.5kg~5.0kg | ¥830 |
5.0kg~10.0kg | ¥1,160 |
10.0kg~20.0kg | ¥1,430 |
20.0kg~40.0kg | ¥1,530 |
効能 | フィラリア症予防、犬回虫・犬鞭虫・犬鉤虫の駆除 |
錠剤タイプ「クレデリオプラス」 | |
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1.7kg以上~2.8kg以下 | ¥2,270 |
2.8kg超え~5.5kg以下 | ¥2,320 |
5.5kg超え~11.0kg以下 | ¥2,620 |
11.0kg超え~22.0kg以下 | ¥2,820 |
22.0kg超え~45.0kg以下 | ¥3,220 |
効能 | フィラリア症予防、ノミ・マダニ・犬回虫・犬鞭虫・犬鉤虫の駆除 |
ノミダニの予防
ノミやダニは室内や野外に生息し、ペットの体に付着して血を吸う非常に小さな節足動物です。ワンちゃんやネコちゃん以外に、人間にも寄生する可能性があります。
血を吸う過程で「他の感染症を媒介する恐れ」もあり、最悪の場合は死に至る感染症を引き起こす原因にもなります。専用のお薬をご用意しておりますので、ノミやマダニを予防しましょう。
投与期間
当院で投与可能な期間 | 3月1日から12月1日までの10か月間(できれば通年の投与が理想) |
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料金
錠剤タイプ犬「クレデリオ」 | |
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1.5kg~2.5㎏以下 | ¥1,440 |
2.5~5.5kg以下 | ¥1,550 |
5.5kg~11.0kg以下 | ¥1,660 |
11.0kg~22.0kg以下 | ¥1,760 |
22.0kg~45.0kg以下 | ¥2,310 |
効能 | ノミ、ダニ、マダニ、疥癬、ニキビダニの駆除 |
チュアブルタイプ犬「ネクスガード」 | |
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1.8kg~4.5kg未満 | ¥2,100 |
4.5kg~11.0kg未満 | ¥2,210 |
11.0kg~27kg未満 | ¥2,480 |
27kg~55kg未満 | ¥2,740 |
効能 | ノミ、ダニ、マダニ、疥癬、ニキビダニの駆除 |
スポットオンタイプ犬(滴下式) 「アドボケート」 |
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1kg~4kg未満 | ¥1,330 |
4kg~10kg未満 | ¥1,590 |
効能 | フィラリア、ニキビダニ、ヒゼンダニ、ノミ、犬回虫、犬鉤虫 |
スポットオンタイプ猫(滴下式) 「ネクスガードキャットコンボ」 |
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0.8kg~2.5kg | ¥1,870 |
2.5kg~7.5kg未満 | ¥2,200 |
効能 | ノミ、マダニ、ミミヒゼンダニ、フィラリア、猫回虫、犬小回虫、猫鉤虫、瓜実条虫、猫条虫、多包条虫 |
予防接種
混合ワクチン
混合ワクチンなら1回の接種で、複数の感染症に対する発症や重症化の予防効果が期待できます。生まれてすぐであれば、生後2か月前後に初回から2、3回(生後16週以降の初年度最終接種が必要です)の接種で免疫を獲得できます。その後は必要に応じて、年1回の接種が目安です。
混合ワクチンの接種により、致死率が高い疾患の予防も期待できますので、大切なワンちゃんやネコちゃんの命を守るためにも、定期接種をご検討ください。
近年では、ペットホテルやトリミングサロン、宿泊施設などでワクチンの接種証明書の提出を求められるケースが増えています。ペットたちと一緒に過ごす時間を大切にするには、事前の確認を忘れないようにしましょう。ワクチンの数には限りがありますので、接種をご希望の場合は、お早めにご相談ください。
料金
犬 | |
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5種混合ワクチン | ¥5,600 |
8種混合ワクチン | ¥8,800 |
猫 | |
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3種混合ワクチン | ¥4,500 |
5種混合ワクチン | ¥5,500 |
健康診断
当院では、愛犬・愛猫ドックを行なっております。動物も人間と同様、年齢とともに見えないところに病気がかくされています。特に言葉のしゃべれない動物たちの健康状態を管理することで、早期に病気の発見治療あるいは予防等が行なえます。5歳を過ぎたら、年に一度はドックを受けられた方がよいと思います。 また年齢に応じて、ドックの回数を年数回に増やすなどしてあげると良いでしょう。
訪問診療
高度の検査が必要のない方で来院される手段にお困りの方のために、13:00~16:00の時間帯で往診をおこなっております。また往診では、狂犬病ワクチン・混合ワクチン・フィラリア検査・血液検査等も行えます。また薬、処方食等の配達も行っております。
※往診はあらかじめ予約が必要となります。
料金(茅ヶ崎・寒川・藤沢付近)
※上記以外の地域につきましては、お問い合わせください。
一般診療・ワクチン・検査(狂犬病ワクチンを除く) | ¥5,500 |
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狂犬病ワクチン | ¥2,200 |
薬・処方食等の配達 | ¥1,650 |