新着情報

胆嚢疾患(胆石症、胆嚢炎、胆嚢粘液嚢腫)

ブログ

犬や猫で問題となる代表的な胆嚢疾患は、胆嚢粘液嚢腫、胆嚢炎、胆石症です。

【胆嚢疾患の症状】胆嚢疾患の症状は無症候から重篤なものまで様々です。胆泥症はほぼ無症状で、無症候性の胆石症もあります。

胆石症、胆嚢炎や胆嚢粘液嚢腫で症状が生じる場合には、食欲不振、沈うつ、嘔吐、黄疸、前腹部の疼痛、発熱などが見られます。さらに肝外胆管閉塞や胆嚢破裂、胆汁性腹膜炎などが併発すれば、症状はより重篤になります。

【診断】胆嚢疾患の診断で最も威力を発揮するのは超音波検査です。

【治療】内科的、外科的になりますが早期に診断し、外科適応にならないようにすることが大切です。

超音波検査は動物の負担はほぼなく、詳細に調べることができます。血液検査、健康診断などで異常が認められたら、治療が必要かどうか判断できます。重篤になる前に検査を行うことが必要です。