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  • 知覚過敏症候群

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    猫の知覚過敏症候群は、皮膚疾患、神経疾患、筋骨格疾患、行動学的疾患などの複数の原因が関与すると考えられています。1~5歳の若齢で多く見られます(全ての年齢で発症する)。特に、シャム、バーミーズ、ペルシャ、アビシニアンは好発品種です。【症状】...

  • 腸リンパ管拡張症

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    腸リンパ管拡張症は腸粘膜、粘膜下織、腸間膜のリンパ管の異常な拡張を呈した病態であり、犬の蛋白喪失性腸症の主な原疾患の1つです。腸リンパ管拡張症はその原因によって原発性と続発性とに分類されます。続発性腸リンパ管拡張症は、腸の炎症や腫瘍によるリ...

  • 犬の心雑音(僧帽弁閉鎖不全症)

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    犬の心雑音が聞かれた場合、最も多いのが僧帽弁閉鎖不全症です。僧帽弁閉鎖不全症の最も多い原因が僧帽弁粘液腫様変性です。僧帽弁粘液腫様変性は、加齢と共に発症・進行する病気で、13歳までに85%の小型犬が罹患するとされています。キャバリアなどは1...

  • 歯周病(軽度から重度)

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    歯周病は犬及び猫では最も罹患率の高い疾患の一つです。2歳齢までに猫では70%、犬では80%に何らかの歯周病の徴候が認められていると言われています。【歯周病の診断】歯周病の有無は肉眼的に評価できます。詳しい重症度の診断は麻酔下での歯科X線検査...

  • 肝外胆管閉塞

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    肝外胆管閉塞の原因は、総胆管内腔の疾患もしくは管腔外からの圧迫です。総胆管の十二指腸の開口部は膵管の開口部と近接しています。管腔内の閉塞(胆石、総胆管の炎症、腫瘍、濃縮胆汁など)と管腔外からの圧迫(胆管、膵臓、十二指腸の炎症や腫瘍など)の二...